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ハイパーカジュアルゲーム開発をしてみたいと思った時、まず不安になる要素の1つが「費用」ではないでしょうか。
費用をかけて開発したのに全然ヒットしなかった……なんてことになるのは怖いですよね。
ということで、この記事ではハイパーカジュアルゲームの開発費用についてお話していきます。
結論から言うと、ハイパーカジュアルゲーム開発にお金はかかりません。
基本無料で開発することができます。
(アプリストアにデベロッパー登録していない方は、リリース時に登録料が必要です。)
ハイパーカジュアルゲームについて基礎から学びたい方はこちらへ
⇒徹底解説!”ハイパーカジュアルゲーム”とは一体?稼げるって噂は本当?
では、なぜ無料で開発が可能になのか。
実はハイパーカジュアルゲームの開発にはたくさんの味方が存在するのです。
まず、ハイパーカジュアルゲームの開発を始める際に準備するものはたったの2つ。
PCとスマホさえあれば開発を始めることができるのです。
(MacのPCを持っていない人がiOSのアプリを開発しようとするとPC購入代がかかってしまいますが……)
スマホはアプリのテスト用ですので、自身がいつも使っているスマホがあれば大丈夫です。
ハイパーカジュアルゲームはプログラミングさえできれば、企画からリリースまでの流れをすべて個人で完結することができます。
アイディアは日常に潜んでいるため、特別凝ったものを考える必要がありません。
またゲーム性も至ってシンプルなものが好まれるため、難しいプログラミングもいらないのです。
そのため、個人の能力で十分に開発が可能。
外注費用等がかからないのが魅力です。
ハイパーカジュアルゲームの開発にはUnityという開発ツールを使用するのが基本。
Unity自体も個人であれば無料で使用可能なツールです。
しかしUnityのすごいところはそこだけではありません。
無料で使えるアセットがかなり豊富なのです。
アセットとは開発するアプリに使用できる素材のようなもの。
エフェクトやキャラクター、ゲーム背景など様々な素材を無料で使用することができます。
より本格的に開発したいとなると有料のアセットに手を出したくなるかもしれませんが、無料のアセットでも十分ハイパーカジュアルゲーム開発は可能です。
プログラミングは得意だけどキャラクターデザインは苦手、なんて人も困ることなく開発することができてしまいます。
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ハイパーカジュアルゲームはアプリが完成して終わりというビジネスモデルではありません。
できたハイパーカジュアルゲームについて、世界に向けて広告を配信し、多くのユーザーの目に触れさせることが必要です。
広告を見たユーザーがダウンロードしてくれるようであれば、よりステージやデザインを強化しながらマネタイズを進めていきます。
そうなると、結局広告費が必要なんでしょ?と思われるかもしれませんが、広告費は負担せずとも広告を打ち出すことができます。
なぜならハイパーカジュアルゲームにはパブリッシング事業というものが存在するからです。
パブリッシング事業とは、デベロッパーに向けて広告費やマーケティングのノウハウなどを提供するサービス。
世界に向けてアプリをプロモーションする際の広告費を負担してもらうことができるため、デベロッパーにて広告費を用意する必要はないのです。
先に説明したパブリッシング事業は、無料で利用することができるサービス。
その分リリースしたアプリから発生した収益については、パブリッシャーと分配することとなります。
ただリリースして終わってしまえば、せっかく素敵なアプリを作っても世の中に知られることなく廃れてしまう可能性も。
世界中に発信してこそチャンスが生まれるビジネスなので、このパブリッシング事業を使わない手はありません。
ハイパーカジュアルゲームの開発は無料でできるということがわかっていただけましたでしょうか。
もちろんアセット使用料やデザイン等、凝り始めたら費用はかかってきますが、ハイパーカジュアルゲームはシンプルが売り。
時間や費用をかけるよりも、まずはヒットアプリを生み出すまで根気よくアイディアを出し続けることに力を入れるのがおすすめです。