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多くの人が1度は遊んだことがあるであろうソーシャルゲームアプリ(ソシャゲ)。
(※最近では略称の「ソシャゲ」の方が分かりやすいかと思うので、ここからはソシャゲで統一させていただきます)
今回は、そんなソシャゲの収益がどのように作られているのかを調査しました。
また、最近人気を集めているハイパーカジュアルゲームとは何が違うのかについてもご説明していきます。
ソシャゲの収益について詳しく知りたい人、ゲームアプリを作ろうとしている人、ハイパーカジュアルゲームに少し興味がある人にはぜひ読んでほしいです!
ソシャゲとは、SNS上で配信されるオンラインゲームの総称。
しかし、最近ではSNSとは独立して配信されている”スマートフォンアプリ”も、特徴が類似している場合はソシャゲとして呼ばれるケースが多いです。
ソシャゲはどのように運営しながら利益を立てていくのでしょうか。
主な収益モデルは、大きく分けて3つに分けられます。
さっそく1つずつチェックしていきましょう!
まず1つ目の収益の立て方は、ソシャゲでは主流であるアプリ内課金です。
基本的にダウンロードとプレイが無料でできるため、ユーザーにゲーム内のアイテムやガチャを購入させることで収益が発生する仕組み。
一般的には約5~10%くらいのユーザーが課金を行っているといわれています。
たったのそれだけ?と思いますが、その中には何十万単位で課金をするユーザーがいるため、その収益で残りのユーザーのプレイ料金を無料にすることができているんです。
読んで字のごとく、お金を払ってアプリをダウンロードさせる形式。
ただ、最近は無料でダウンロードできるアプリの方が主流となっているため、有料アプリに関してはなかなか利益が出にくい収益モデルといわれています。
ドラクエシリーズなどの昔から有名で人気があるゲーム以外は、あまりダウンロードされていないのが現状のようです。
最後はアプリ内広告です。
アプリ内に広告をいくつか設置し、それで広告費を稼ぐというもの。
画面の一番下に出てくるバナーや、ゲームの途中に出てくる動画広告などが主な収入源となっています。
そこに関してはハイパーカジュアルゲームも同じ。
ハイパーカジュアルゲームで主に使われている広告は「バナー広告」「リワード広告」「インタースティシャル広告」の3つです。
■バナー広告
主にアプリの上部や下部に設置される小さめのバナーの広告。
1クリックいくらというように、クリックで成果となるものが多い。
■リワード広告
アプリ内でユーザーに対して報酬を付与することを前提に視聴してもらう広告。
このリワード広告は途中でやめたりスキップしたりすることができず、最後まで視聴することが条件となっています。
■インタースティシャル広告
アプリのページが切り替わる時などの特定タイミングで、フルスクリーンで表示される広告。
ハイパーカジュアルゲームは収益のほとんどをアプリ内広告で賄っているため、ユーザを離脱させずに広告を見せる工夫が上手いんです。
ソシャゲとハイパーカジュアルゲームの大きな違いは収益の仕組み。
ソシャゲの収益の立て方は前述したとおりですが、ハイパーカジュアルゲームに関しては、ほとんどを広告で賄っています。
その広告の種類とは先ほども軽く触れましたが、主に「バナー広告」「リワード広告」「インタースティシャル広告」の3つです。
そしてもう1つの違いは、開発の段階で収益性が見込めるのか見込めないのかということ。
ソシャゲは基本的に開発の段階で世に出ないので、実際に作ったゲームがちゃんとユーザーに受け入れられるかどうかというのは、ローンチしないと結果が分かりません。
それに比べてハイパーカジュアルゲームは、プロトタイプを作ればすぐテストに出せるので、ローンチする前に繰り返しテストを行い、このゲームに懸ける価値があるのかどうかというのをチェックできるんです。
もし、記事を読んでいる人の中にゲーム開発をしたいと考えている人がいるのであれば、ハイパーカジュアルゲームをおすすめします。
ハイパーカジュアルゲームは性別や年齢、国籍を問わず誰でも遊べるスマホ向けゲームのことで、2018年では世界で最もダウンロードされたゲームジャンルの1つ。
制作に関していうと、ハイパーカジュアルゲーム開発に主に使われている「Unity」というツールを使えば、初心者でも簡単に作れるのが特徴です。
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しかも、ヒットすれば億単位で利益が出るというのも魅力的ですよ!
ハイパーカジュアルゲーム業界ではパブリッシング事業が盛んとなっています。
パブリッシング事業とは、デベロッパー(アプリ開発者)とパブリッシャー(販売元)が契約して、二人三脚でアプリを世界にリリースしていくというもの。
デベロッパーが作ったアプリをリリースするために、広告の作成や配信などをパブリッシャーが担ってくれるんです。
ハイパーカジュアルゲームは、1つのアプリに対してかなりの広告費をかけなければならないことから、自分ではとても用意しきれないもの。
しかしこのパブリッシング事業を利用すれば、デベロッパーにかかる広告費はなんと0円!
デベロッパーが不安に思うことや懸念することは一切ありません。
なので、もしゲームを開発したいと考えている人がいれば、ぜひハイパーカジュアルゲームに挑戦してみてください!
ソシャゲの収益の立て方とハイパーカジュアルゲームとの違いは理解できましたか?
どちらも収益に関しては、広告がとても鍵となっていることがわかりました。
また、制作するとなるとソシャゲよりもハイパーカジュアルゲームの方がおすすめなのも、かなり納得できます。
開発の段階で収益性が見込めるか見込めないかは、制作において大事だなと。
特に初めて制作を考えている人なら、収益性が見込めないものに踏み出すのは不安ですよね。
これからゲームを作りたいと考えている人は、そういった部分を踏まえて、自分に合うゲームを制作してみてくださいね。
今までほとんどゲームをしてこなかった、機械系に疎いゲーム初心者です。
ハイパーカジュアルゲームのことを知ってから興味津々^^
日々ハイカジュについて勉強中なので、お手柔らかにお願いします!
一緒に勉強しましょう~!