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ゲームアプリの開発には失敗がつきもの。
それは市場が成熟し、既存のヒット作品が長期的に上位タイトルを独占している状況だからです。
そんな中、新作ゲームがその牙城を崩すのは容易ではありません。
「開発したゲームアプリが中々ヒットしない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
多くのファンから愛され、継続的に遊んでもらえるゲームを作るためには、失敗してしまったゲームの原因を見直し、改善していく必要があります。
作ったゲームの売り上げが思うように伸びないというゲーム開発者、マーケターの方に向けて、ゲームアプリが失敗してしまう代表的な原因について説明します!
ゲームアプリの主な失敗は、大きく分けて企画、開発、マーケティング、ゲーム運営の四段階で生じます。
ニーズとゲーム性を探る「企画」、ユーザーの心に刺さるゲームを作る「開発」、ニーズを探り、開発したゲームを届ける「マーケティング」、そしてファンに愛されるゲームを提供し続ける「ゲーム運営」。
ヒット作品を生み出すためには、どの段階で、どのような失敗原因が生じているのかを分析し、改善していかなければなりません。
「ゲームアプリの開発が上手くいかない…」とお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
開発者がついつい陥ってしまうのが、ユーザーのニーズを無視した「独りよがりなゲーム作り」です。
しかしどれだけの自信作でも、ユーザーからのニーズがなければヒットすることはありません。
多くのプレイヤーを獲得するには「どのようなゲームが求められているのか」という市場調査と、それに合わせたゲーム企画が必要です。
ヒットしているゲームとは、すなわち「多くのユーザーのニーズを満たしているゲーム」のこと。
ゲーム内容やシステム、ターゲットにしているユーザー層、インストール数増加の原因などあらゆる要素を分析し、自分のゲーム企画の参考にすることが大事です。
ゲームの企画段階で、「市場やターゲットのニーズと乖離していないか」を厳しくチェックしましょう。
次に考えられるのは、ユーザーの認知不足です。
どれだけ面白いゲームを開発しても、それがユーザーにインストールされなければ意味がありませんよね。
初動でアプリのインストール数が少ない場合は、ゲームの広告やマーケティング面に問題がある可能性が高いです。
・ゲームの魅力をわかりやすく伝えられているか
・適切なターゲットに広告を表示できているか
・ビジュアル面、デザイン性の問題はないか
・ユーザーのモチベーションを喚起できるか
ゲーム広告を作る時は、「ターゲットの気持ちになってプレイしたいと思うか」というユーザー視点が何より大事。
上記の点を見直し、ゲームの広告やマーケティングをブラッシュアップしましょう。
近年では、ユーザーが実際にゲームを体験できる「プレイアブル広告」も注目されています。
ゲームの魅力を直に感じてもらうことができる上に、「もっとプレイしたい!」というモチベーションを喚起できる効率的な広告です。
ぜひお試しくださいね!
ゲームアプリの失敗を防ぐには、ユーザーに継続的にプレイしてもらい、LTV(一人のユーザーがどれだけお金をおかけてくれるか)を上げていく必要があります。
そのためには、ユーザーにはゲームプレイを促すモチベーションを与え続けねばなりません。
・ゲームの中毒性(難易度、デザイン、やり込み要素)
・ユーザーへの報酬(クリア報酬、ログインボーナス)
・アプリ内イベントの実施
上記のポイントに気を配り、一度プレイしてくれたユーザーを、より強い情熱をもったファンとして定着させる必要があります。
ゲームアプリは「リリースしたらおしまい」ではありません。
ユーザーを飽きさせないために、運営が工夫し続け、ゲームを改善し続けましょう。
ゲームアプリの失敗でよく見られるのが「ジャンルの広げすぎ」です。
アプリが思うようにインストールされないと「別のジャンルなら上手くいくかも…」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、ゲームやアプリのジャンルを手当たり次第に広げてしまうと、全てが中途半端になり、かえって逆効果になってしまうこともあります。
恋愛ゲームやRPG、格闘ゲームやカードゲームなども、それぞれジャンルによって売れるノウハウは大きく変わってきます。
ヒット作を生み出すためには、むやみやたらにジャンルを広げず、得意分野を徹底的極めることも重要なんです。
開発、マーケティング、運営、どれもゲームアプリに欠かせない要素ですが、その中でも重要なのが開発です。
それはコンテンツの中身、つまり「おもしろさ」を追求することに他なりません。
ユーザーのモチベーション喚起と通じるところがありますが、「ユーザーが長期的に楽しめる作品」こそヒット作の条件です。
いくら広告が良くても、運営が良くても、製品(ゲーム)の質が絶望的に悪かったらゲームアプリは失敗してしまいます。
「ユーザー視点」から、ゲームシステムや操作性、プレイヤーへのフィードバックを厳しく追及する必要があるんです。
一度失敗してしまったゲームアプリは、大きく改善・アップデートをする必要があります。
なぜなら、離れてしまったユーザーを呼び戻すには「ゲームがアップデートしたこと」をわかりやすく伝えなければならないからです。
ちまちま細部だけ改善しても、ユーザーは気付いてくれませんからね。
改善する時はドーンと大幅にアップデートし、ユーザーに「運営やるやんけ!」「これなら今後は期待できそう」と思ってもらうことが重要です。
「ゲームアプリで失敗したくない!」という方におすすめなのが、ハイパーカジュアルゲームです。
ハイパーカジュアルゲームは集客と収益化の両方を広告で行うスマホゲームの形態で、「2018年、世界で最もダウンロードされたゲームジャンルの1つ」として大きな注目を浴びています。
ここでは、ビジネスとしておすすめできる、ハイパーカジュアルゲームの特徴をご紹介していきます!
ハイパーカジュアルゲームの特徴は、その手軽さと中毒性の高さにあります。
ゲーム初心者でも簡単操作でサクサク進められる絶妙な難易度、1ステージ30秒~1分程度でクリアできる手軽さが、どんどんハマってしまう中毒性を生み出します。
筆者も初めて遊んだ時は、半日ほどぶっ通しでプレイしてしまいました。
究極の時間泥棒ともいえる中毒性をもつハイパーカジュアルゲームは、今後ますますインストール数を増やしていくことが予想されます。
ハイパーカジュアルゲームのターゲットは、国籍、老若男女を問わない世界中のユーザー。
それゆえ市場が莫大で、ヒットすれば億単位の収益も期待できます。
収益性に悩むゲーム開発者やマーケターにぜひともおすすめしたいゲームジャンルなんです。
ハイパーカジュアルゲームは、ゲーム開発初心者でも比較的簡単に制作できるゲームです。
最低限の知識や技術があれば一人でも開発可能なので、副業としても人気。
「初心者だけど、これからゲーム開発してみたい!」というゲーム開発者の方におすすめできるゲームジャンルです!
こちらの記事では、ハイパーカジュアルゲームを開発の流れや必要なスキルについて紹介しています。
併せてご参照ください!
→まずはここから!ハイパーカジュアルゲームの開発を始める時にするべきこと
初心者でも比較的手軽に開発できるとはいえ、失敗しないゲームアプリを生み出すためにはいくつか超えるべきハードルがあります。
そこでぜひ利用したいのが、パブリッシング事業です。
パブリッシング事業を利用すれば、ゲームの売り上げを分配する代わりに、莫大な広告費の負担や企画・マーケティング、ハイパーカジュアルゲームのノウハウ共有など、あらゆる面でサポートを受けることができます。
つまり、ゲーム開発に最適な環境を整えられるんです。
弊社・株式会社ITIでも数々のヒット作を生み出した経験やノウハウを活かし、ハイパーカジュアルゲーム開発のお手伝いをさせていただいております。
売れるハイパーカジュアルゲームの開発に興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください!
こちらの記事では、株式会社ITIが行っているパブリッシング事業について詳しくご紹介しています。
ぜひご覧くださいね!
→ハイパーカジュアルゲームにマーケティングは不要?その理由とは
今回は、ゲームアプリの失敗原因について解説しました。
ゲームアプリで収益を上げるためには、開発・マーケティング・運営、それぞれの段階で失敗原因を探り、改善していかなければなりません。
記事でも紹介したように、今後ますます市場の拡大が予想されるハイパーカジュアルゲームもおすすめです。
ゲームアプリの開発は、失敗と分析を繰り返すことで確実に改善していきます。
最初の作品が思うようにヒットしなかったとしても、腐らずに失敗原因を分析することから始めましょう!