ハイパーカジュアルゲームを開発するリスクをしっかり把握できていますか?
「副業に最適」「億単位で稼げる」と最近話題のハイパーカジュアルゲーム。
うまい話には裏があると言いますし、ハイパーカジュアルゲームを開発しようか悩んでいる方は「リスク」が気になるのではないでしょうか。
今回はハイパーカジュアルゲームの開発期間や費用、リスクなどを解説します。
最後にローリスクで開発する方法も紹介しているので必見です!
■目次■
ハイパーカジュアルゲームの開発期間は個人差があります。
ゲーム開発の経験の有無や、開発するハイパーカジュアルゲームの複雑さによってかかる時間は異なるもの。
ただ、大体はこれくらいと考えておけばいいでしょう。
プロトタイプ:1週間から2週間
収益化まで:1ヶ月から2ヶ月
開発期間中はハイパーカジュアルゲームの開発に時間をかける必要があります。
自由に使える時間が減ることは覚悟しておきましょう。
ただしハイパーカジュアルゲームは比較的簡単に開発できるジャンルとして有名。
開発期間が「たったの2ヶ月」と短く感じる方も多いはず!
ハイパーカジュアルゲームは副業として開発する方も多く、なかなか時間が取れない方におすすめのジャンルです。
ハイパーカジュアルゲームを開発するときにかかる費用も知っておきましょう。
今回は「開発に必要な費用」と「マーケティング費用」に分けて説明します。
まずは開発開始からリリースまでに必要な費用を見ていきましょう。
ハイパーカジュアルゲームを開発するためにはまず、開発環境を整える必要があります。
以下の機器を準備しましょう。
・PC(iPhoneアプリ開発にはMac、Androidアプリ開発にはMacかWindows)
・スマートフォン(テスト用)
機能性やモデルなどによりますが、PCとスマホは10~20万円ほどで揃えられます。
すでに所有している方は初期費用がほとんどかからないため、気軽に開発を始められるでしょう。
実際に開発を進める際には、ゲームエンジンを使用します。
ハイパーカジュアルゲームの開発によく使われるゲームエンジン「Unity」の使用料は基本的に無料。
しかし、ほとんどのデベロッパーがUnity内で「アセット」を購入しています。
アセットとは、世界中のデベロッパーが提供する素材やデータのパッケージのこと。
アセットを利用すれば、3Dデザインの仕方も複雑なコードも知らなくてOK。
初心者プログラマーでも簡単にハイパーカジュアルゲームを開発できます。
アセットを使用することで作業効率が大幅にアップするため、適度に活用するのがおすすめです。
おすすめアセットをまとめているこちらの記事を参考にお気に入りのアセットを見つけてみてくださいね。
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ハイパーカジュアルゲームをたくさんのユーザーにプレイしてもらうためには「マーケティング費用」がかかります。
ハイパーカジュアルゲームの開発において1番費用がかかるのは「マーケティング」と言っても過言ではないでしょう。
まず一般ユーザーにアプリをリリース(公開)するために各種アプリストアに「デベロッパー登録」をする必要があります。
iOSでは「Apple Developer Program」に登録します。
会員費は年間12,980円で、毎年更新する必要があるのでちょっとお高い印象です。
Androidの場合は「Google Play デベロッパーアカウント」に登録しましょう。
Google Play デベロッパーアカウントの会員費は3,000円弱(25USD)で、支払いは一回限り。
単純に金銭的負担で考えるとAndroidの方がデベロッパー登録費用が少ないのでコストダウンに繋がります。
デベロッパー登録を済ませたら、いよいよ広告を打ち出します。
ハイパーカジュアルゲームの主な集客方法は「動画広告」。
まずは開発したハイパーカジュアルゲームの魅力を伝える動画広告を作成する必要があります。
デベロッパー自身が作成することも可能ですが、効果的な広告を作成するためにはマーケティングの知識が必要となるので外部に委託することもあるでしょう。
外部委託する場合は委託費用がかかり、自分で作成する場合は時間的費用がかかります。
ハイパーカジュアルゲームのマーケティングで1番お金がかかるのが「広告費」。
多くのユーザーに開発したハイパーカジュアルゲームの魅力を知ってもらうために、ターゲットに向けて広告を配信します。
そしてハイパーカジュアルゲームではこの広告費が莫大な金額になってしまうのです。
なぜなら、ハイパーカジュアルゲームのターゲットは「世界」だから。
国籍も年齢も超えて楽しめるためハイパーカジュアルゲームはターゲットが非常に大きく、億単位で稼ぐこともできる夢のあるジャンルです。
しかし、ターゲットが大きい分広告費も高くなってしまいます。
大きな収益を得るためには広告費が多くかかるのです。
それでは、開発費用、マーケティング費用をかけてハイパーカジュアルゲームを開発するリスクはどれくらいあるのでしょうか?
ハイパーカジュアルゲームを開発するか迷っている方は必見です。
せっかく苦労して開発したアプリがユーザーにダウンロードされない可能性があります。
自分が良いと思ったものがいざ世の中に出てみると思うように人気が出ないのはよくあること。
どんなに良いゲームでも上手にマーケティングしなければその魅力は伝わりません。
ほとんどの収益を広告収入に頼っているハイパーカジュアルゲームにおいて、ダウンロード数が少ないことは一大事。
収入源となっている広告の再生数が少なくなり、収益が得られなくなってしまいます。
結果として開発費用やマーケティング費用を補填する収益がなく、赤字になってしまうリスクがあるのです。
また、ハイパーカジュアルゲームの広告費は莫大。
効率のいい広告運用をし、少ない金額で多くダウンロードしてもらわなければ広告費がどんどんかさんでしまいます。
「1インストールにかかった費用(CPI)<1ユーザーがもたらす収益(LTV)」を常に意識して広告を運用しましょう。
この不等式が達成されていなければどんどん赤字化してしまうリスクがあるのです。
また、たとえ収益性が良かったとしても、どうしても収益よりも先に広告費が発生してしまいます。
大きなプロモーションをしてダウンロード数を増やすためには、かなりの資金力が必要となるのです。
あまりお金をかけずに開発できるハイパーカジュアルゲームですが、マーケティングには大きな資金が必要です。
でも実は広告費ゼロでハイパーカジュアルゲームをマーケティングできる方法があります。
それは「パブリッシング事業」を利用すること。
パブリッシング事業を行うパブリッシャーは、なんと広告費をすベて賄ってくれます。
そのため、デベロッパーの金銭的リスクはなし。
広告配信の効果のテストや分析なども行ってくれるので、デベロッパーはマネタイズのことを考える必要がありません。
難しくてお金がかかる部分はパブリッシャーにお任せできるのでリスクが少なく、副業としても気軽に始められるのが魅力。
ハイパーカジュアルゲームを開発するリスクを減らしたい方はぜひ一度パブリッシャーに相談してみてくださいね!