これから先どんどん成長すると言われている注目の業界であるハイパーカジュアルゲーム。
ランゲームやパズルゲームなど、ハイパーカジュアルゲームの中でも様々なジャンルがあります。
その中でも「Aim系」はあまり耳馴染みのないジャンルではないでしょうか。
実は、Aim系のアプリは昔から人気があり、最近またトレンドになってきている注目のゲームジャンルなのです!
今回はそんなAim系のアプリについてとことん解説しています。
次に開発するハイパーカジュアルゲームのアイデアが欲しい開発者さんは特に必見です!
■目次■
Aim系のアプリとは、的(まと)を狙うことを目的とするゲームのこと。
Aimの読み方は「エイム」で、英語で「狙う、目標」という意味の単語です。
シューティングのような、的を狙ってプレイするゲームのことをAim系と呼んでいます。
実はAim系は王道のゲームジャンル。
プレイヤーが主人公となって画面の下から見える腕と銃を操作し、次々と敵を倒していくあのFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)もAim系です。
FPSはゲームの腕を競う競技eスポーツの種目としても採用されているほど支持されているんですよ。
そんな愛されるAim系のアプリが、最近ハイパーカジュアルゲーム業界でも話題を集めているのです。
それではAim系のアプリの特徴を見ていきましょう。
Aim系ハイパーカジュアルゲームは狙い目かもしれません。
Aim系のアプリは操作が直感的で分かりやすいです。
基本的なルールは、的を狙ってシュートするだけ。
昔から人気があるゲームジャンルなので、誰でも一度はプレイしたことがあるのも直感的にプレイできる要因でしょう。
とてもシンプルなので、説明がなくても楽しんでプレイできます。
そしてハイパーカジュアルゲームがヒットする重要条件は「老若男女が説明なしに楽しめること」。
直感でプレイできるAim系はまさにハイパーカジュアルゲーム向きだと言えるのです。
また、Aim系のアプリはやり込みがいがあります。
ほとんどの場合、一度は的を外してしまうので、パーフェクトへの道のりが長くコンプリートしたくなるのです。
例えば、ボウリングを思い出してみてください。
ピンを倒す数が多ければハイスコアになるシンプルなルールですが、なかなかストライクは出ないですよね。
1つだけピンが残ってしまって歯痒い思いをしたことがある人も多いはず。
このパーフェクトを取る難しさが、ユーザーにAim系を「やり込みたい」と思わせるのです。
またAim系のアプリには中毒性があります。
止まっている的に向かってシュートするのでは簡単すぎるため、ほとんどの場合、Aim系の的は動いています。
プレイヤーが動いて的との距離が変わったり、的自体が逃げるように動いたり。
そんな動く的の中心を打ち抜きパーフェクトを狙うには「一瞬のタイミング」が大切です。
タイミングを1秒逃すだけで的を外してしまう可能性がありますし、中心を狙うためには0.1秒単位でプレイしなければなりません。
この厳しい戦いに勝ち抜くためにグッと集中する必要があります。
パーフェクトを狙うばかりに、現実を忘れてしまうことも、あるある。
Aim系のアプリは一度プレイし始めたら止まらない中毒性があるのです。
そんな大注目のAim系のアプリは、ハイパーカジュアルゲーム業界でもトレンドです。
今人気のAim系ハイパーカジュアルゲームを4つご紹介します!
「Ice Man 3D」は、プレイヤーが氷の超能力者となって悪者から街を守るハイパーカジュアルゲームです。
先ほど紹介したFPSゲームのように、画面下からプレイヤーの手が見えているのが特徴的ですね。
青い手袋をした右手で敵を凍らせ、赤い手袋をした左手で敵を粉々に砕きます。
次々とこちらに向かってくる敵をどんどん凍らせてテンポよく倒していきましょう。
敵を凍らせるだけでなく粉々に砕けるため、爽快感があり、ストレス発散になります。
「Tricky Track 3D」は、隣のレーンを走るライバルとゴールまでのタイムを競うハイパーカジュアルゲーム。
ゴールまでにたくさん立ちはだかるゲートを開けながら駆け抜けます。
このゲートの開け方がAim系の要素。
ゲートの横にある的をボールで打つとゲートが開く仕組みになっているのです。
タイミングよくボールを投げてライバルより早くゴールを目指します。
実は、このハイパーカジュアルゲーム、ライバルの足を引きずることも可能。
ライバルを狙ってボールを放てば、ライバルが転び、タイムが遅くなります。
ただし逆にライバルからボールが飛んでくることもあるのでご注意を。
「Tricky Track 3D」では、正攻法でゲートを開けることに集中するか、ライバルを打つか、プレイの戦略を選べます。
実はルールは簡単なのに戦略が必要なこの適度な複雑さが人気の秘密。
ヒットするハイパーカジュアルゲームにはこのように「やり込みがい」と「中毒性」が兼ね備えられていますよ。
詳しいレビューはこちらを参考にしてくださいね!
「Hit Master 3D: Knife Assassin」は、直訳すると刃の暗殺者。
敵に向かってナイフを投げてやっつけ人質を助けるハイパーカジュアルゲームです。
一人一人倒したいときは敵にナイフを投げ、一気に倒したいときは爆発する樽に向かって投げます。
ただしAim(狙い)が外れると助けるはずの人質にナイフが当たってしまうことも…。
正しく狙いを定めないといけない緊張感で集中してプレイできるでしょう。
もっと詳しいレビューはこちらの記事を参考にしてくださいね。
「Knock’em All(全部打とう)」は建物の屋上にいるロボットたちを「全部打つ」ハイパーカジュアルゲーム。
一度ヒットしただけでは倒れないので、きちんと敵のバランスを崩す必要があります。
「次にどこを打てば倒れるのか」を考えるのに少し頭を使うので、倒れたときの達成感は格別です。
敵の独特な動きとバランスの取り方にハマってしまう人続出!
また、敵が「ロボット」という点もポイントです。
いくらゲームとはいえ「人間」を攻撃することに罪悪感を感じる方でも、ロボットを打つこのハイパーカジュアルゲームならどんどんプレイできちゃいます。
ハイパーカジュアルゲームは子供から大人まで楽しめることが重要なため、攻撃性の程度にも工夫が必要なのです。
Aim系のハイパーカジュアルゲームは、的の種類を変えるだけでゲームとしての個性が出ます。
開発する際には「何を的にするのか」にこだわってみると面白いかもしれません!
Aim系ハイパーカジュアルゲームは、中毒性たっぷりのトレンドジャンル。
昔流行った「スペースインベーダー」や根強い人気を誇る「FPS」など、Aim系のアプリは愛され続けています。
やはり誰でも直感的にプレイできることが最大の魅力。
ハイパーカジュアルゲームとの親和性も高いので、Aim系のハイパーカジュアルゲームに挑戦してみるとヒットが狙えるかもしれません。
的を打つ行為はストレス発散になるため、現代のストレス社会でニーズが増加している可能性も考えられます。
ぜひ一度Aim系ハイパーカジュアルゲームをプレイして、その中毒性を体感してみてください!