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ここ数年で、ハイパーカジュアルゲームの認知度は少しずつ高まってきました。
そこで、ハイパーカジュアルゲームでヒット作を出すにはどうしらいいの?と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。
私は知ったばかりの時、そんなことを思っていました。
そしてハイパーカジュアルゲームでヒット作を生み出すには、これまでにヒット作となったゲームから学ぶのが1番早いのではないかと。
そこで今回はハイカジュのヒット作を知り、今後自分でもヒット作を作れるようにイメージを膨らませてもらえたらいいなということで記事を書きたいと思います。
ハイカジュに興味を持ったから作りたいと思っている人、どんなゲームがヒットしているのかを学んでアプリ開発の参考にしたい人などは、最後までぜひチェックしてくださいね^^
ハイパーカジュアルゲームに関してはこちらの記事で詳しく説明しています。
→徹底解説!”ハイパーカジュアルゲーム”とは一体?稼げるって噂は本当?
ハイパーカジュアルゲームで人気となったヒット作を知る前に、そもそも良いハイパーカジュアルゲームの特徴とはなんでしょうか。
5つのポイントを押さえておきましょう!
ハイパーカジュアルゲームは、とにかく手軽にプレイできるかどうかがすごく大事。
ユーザーは、ハイパーカジュアルゲームにちょっとした隙間時間で手軽に遊べることを望んでいるため、この項目はしっかりと考えなくてはいけません。
基本的に理想のプレイ時間は1プレイ25秒~30秒以内といわれており、ユーザーが離脱しないためにも長くても1分以内にはおさめたいですね。
ハイパーカジュアルゲーム界はトレンドの移り変わりが早いといわれています。
そのため、今流行っているトレンドに乗ったゲームが作れるかというのはとても重要。
例えば今でいうと、職業になりきって遊ぶゲーム(Foot ClinicやAcrylic Nails!)や自分で何かを作っていくゲーム(Skate Art 3DやChocolaterie!)などは流行っているといえます。
しかしこのトレンドはすぐに変わるため、常にアンテナを張ってリサーチする必要があります。
私はアメリカのランキングが見れる「APP ANNIE」というサイトで、いつもランキングの変化を見て情報を収集していますよ。
分かりやすさも、ハイパーカジュアルゲームを作る上ではとても大事。
初めてゲームで遊ぶ人に、一目見て操作方法やゲームの目的がわかるようにしなければいけません。
優れたハイカジュは矢印や文字などなく、ゲームの操作や目的が分かるようになっている必要があります。
そのため、すごくわかりやすいゲームの場合は、ゲームが始まる画面で説明などなくても、どういう目的がありユーザーがどういった操作をするのかが分かるように設計されているんです。
1発目でやり方がわからない…となってしまうと、もういいや!と断念される可能性が非常に高くなります。
ハイパーカジュアルゲームといえば、欠かせないのが広告。
基本的にほとんどの収益は広告でまかなっているのですが、集客に関しても広告配信がメインです。
世界中の人にダウンロードして遊んでもらうには、広告が良くないとそもそもダウンロードさえしてもらえません。
そのため「面白そう!ダウンロードしてみようかな!」と思わせられるような広告を考える必要があります。
広告が配信される数秒の中に、ダウンロードしたいと思ってもらえるような魅力ある広告を考えましょう。
ハイパーカジュアルゲームにおいて、この中毒性も非常に大切な項目。
いくら手軽にできて分かりやすいゲームであっても、すぐに飽きられてしまったら意味がありません。
ハイパーカジュアルゲームは広告収益がメインなので、これでは売り上げが立ちませんよね。
そのため「また遊びたい!」と思わせる中毒性をゲームに取り入れることが重要。
難易度や適切なレベルデザインを行い、気が付いたらハマってずっと遊んでしまうというようなゲームにしましょう。
お待たせしました。
ここからはハイパーカジュアルゲームでヒットとなり、たくさんダウンロードされてきたヒット作をいくつかご紹介します。
みなさんも実際にプレイしてみて良いところを感じ、参考にしてみてくださいね!
1つ目はSnake VS Block。
これは、ハイパーカジュアルゲームの王様といわれているVoodooがリリースしたもの。
進行方向に現れるブロックを破壊していくという、いたってシンプルなハイパーカジュアルゲームです。
操作方法も簡単で、ただ画面をスワイプしてボールを動かしていくだけ。
個人的にこのSnake VS Blockの魅力は、ヘビのような動きを魅せるボールの演出や1プレイがとても気軽にできる点、そして中毒性が上手く取り入れられているあたりかなと思います。
言葉で上手く伝えられないのですが、1度失敗するとすごく悔しくて、すぐに「もう1回!」という気持ちにさせられるんですよね…(笑)。
プレイしていると、ここの中毒性ってとても大事だなと改めて思います。
Voodooはハイパーカジュアルゲームで数多くのヒット作を出しており、このSnake VS Block以外にも面白いゲームがたくさんあるので、ハイパーカジュアルゲームの王様と呼ばれるのも納得。
いろんな会社がVoodooのゲームを参考にしているので、ぜひ1度ダウンロードしてプレイしてみてくださいね!
次は日本のデベロッパーのハイパーカジュアルゲームをご紹介していきます。
実は日本のデベロッパーもいろいろなヒット作を出しているんです!
Park Masterはカヤックがリリースした、指で線を描いて車を駐車させるパズルゲーム。
リリース以降、米国、日本、韓国、ドイツ、フランス、イタリア…と、17カ国で無料ダウンロードランキング1位を獲得しています。
数にするとなんと全世界で3200万ダウンロード以上!(※2020年4月末時点)
以前私もレビューさせてもらいましたが、確かに面白い。
ゲーム内容も操作も単純だし、このゲームは特にわかりやすさと手軽さがいいなと個人的には思いました。
レビュー記事もあわせてチェックしてみてくださいね!
彼氏が浮気してるっぽいは、FTYがリリースしたハイパーカジュアルゲームです。
リリースからまだ1年も経っていないのに、アメリカのランキングで最高2位を獲得しています。
このゲームはプレイヤーが浮気調査を依頼された探偵となり、さまざまなミニゲームを通して浮気の証拠を集めていくゲーム。
アメリカでは浮気に興味関心を持っている人が多いということから、日本でも関心の高い浮気をテーマにしたゲームを作ろうと決めたのだとか。
私はまだプレイしたことがないので、これを機にダウンロードして遊んでみようと思います!
レビュー記事を書いたらリンクするので、ぜひチェックしてくださいね。
株式会社ITIがリリースしたRescue Cutは2億ダウンロードを突破した人気ゲームで、AppStoreでアメリカやイギリス、香港などの30か国で1位を獲得しています。
このゲームは捕まっている人のロープを切って助けてあげるというもので、操作方法は超簡単!
ロープを横にスワイプして切るだけ。
1プレイにかかる時間もわずか30秒程度で、とにかく手軽にできてわかりやすい内容になっています。
また個人的には難易度が上手くできているなと感じました。
難しすぎず簡単すぎずの絶妙な難易度になっているので、つい何度も遊んでしまうんです。
最後に紹介するのは、芸者東京がリリースしたTraffic Run!。
リリースから1年経たずして、USランキングの無料アプリで1位を獲得しています。
このハイパーカジュアルゲームも操作がとても簡単で、ただタップして離してタップしての繰り返し。
車にぶつからないようにギリギリのところを通り抜けるスリリングさが、かなり病みつきになってしまうんです。
この緊張感の中クリアするとすごく達成感を味わえるので、中毒性を上手く考えて作られているゲームになっています。
ヒットするハイパーカジュアルゲームには、ヒットするだけの理由が隠されているもの。
良いハイパーカジュアルゲームの特徴を多く取り入れているほど、たくさんダウンロードして遊んでもらえるゲームになるんです。
これからハイパーカジュアルゲームでヒット作を出したいと思っている人は、まずは紹介したヒット作で遊んでみてください。
また、弊社株式会社ITIはパブリッシング事業というものを行っています。
ハイパーカジュアルゲームで培ってきたノウハウをデベロッパーに提供し、ヒットアプリに必要な要素や足りない部分を教え、広告周りまでサポートするシステム。
一人でヒット作を作るのが難しいと考えている人は、ITIのパブリッシング事業を利用してみてくださいね。
無料で資料請求もできるので、お気軽に下記ボタンからご連絡くださいね。
今までほとんどゲームをしてこなかった、機械系に疎いゲーム初心者です。
ハイパーカジュアルゲームのことを知ってから興味津々^^
日々ハイカジュについて勉強中なので、お手柔らかにお願いします!
一緒に勉強しましょう~!