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ハイパーカジュアルゲームを作るにあたり、企画はとても大切な部分。
良い企画がなければ良いハイパーカジュアルゲームを作ることはできないといっても過言ではないでしょう。
そうはいっても良いアイディアがそう簡単に出てくるわけではありません。
ではアイディアが出てこないとき、どうすれば良いのでしょうか。
ここではハイパーカジュアルゲーム開発のアイディアが出てこないときにおすすめの方法をご紹介します。
アイディアに詰まっている方はぜひ試してみてください。
ここでご紹介する方法は7つ。
ご自身に合ったものを見つけてみてください。
最も考えやすいのは自分に身近な生活に関わるテーマ。
朝起きて夜眠るまでの間に何かゲームにできそうなものはありませんか?
洗顔、歯磨き、朝食、通勤、飲み会……どんな出来事も考え方次第ではハイパーカジュアルゲームのアイディアになり得ます。
例えばPopcoreさんからリリースされた「Parking Jam」は駐車場から出庫する瞬間をゲームにしたもの。
その瞬間が何ステージもあるゲームになっているのです。
どんな瞬間がヒットアプリになるか分からないので、ぜひ自分の生活や身近なものから着想してみてください。
身近なものの中でも、自分が好きなことやものについて重点的に考えるのもおすすめです。
なぜなら自分の好きなことであれば想像が膨らみやすいから。
好きなことに対して考えることは苦にならないはずなので、とことん突き詰めてみましょう。
例えば釣りが好きなのであれば、釣りにまつわる行動を1つ1つ考えてみます。
ルアーや竿などの釣り道具を選ぶ、餌をつける、釣竿を振る、リールを回す……と「釣り」という1つのジャンルから様々な行動が考えられるのです。
その中の1つをゲームにしてもいいですし、この1連の流れをうまくゲームに落とし込むのもOK。
テーマは1つでも切り口次第で様々なゲームを作り出すことができます。
自分の好きなものをテーマにするとアイディアも浮かびやすいと思うので、特に最初のうちはここから始めてみると良いかもしれません。
想像するだけではアイディアが浮かばない、なんて時は外部の刺激に頼りましょう。
おすすめは動画。特に「Oddly Satisfying Video」と呼ばれる分野の動画を見ることをおすすめします。
Oddly Satisfying Videoとは、なぜかわからないけれど見ていると快感を得ることができる動画のこと。
例えば以下のような動画を指します。
このように見ているだけ、聞いているだけで気持ちの良い動画をテーマにして作られたアプリはたくさんあります。
人々の潜在意識に触れるアプリを作るヒントになるかもしれないので、ぜひチェックしてみてください。
また、それ以外にも自分が普段触れないような動画をあえて見てみるのもおすすめ。
どこからアプリのアイディアが生まれるかわからないので、なるべく幅広いジャンルの動画を見てみてください。
敵陣を知らなければ戦略を練ることはできません。
ということで、まずはライバルとなるハイパーカジュアルゲームをたくさんプレイしてみましょう。
ハイパーカジュアルゲームをプレイしていくと、同じようなテーマでもいろいろな切り口のアプリがあることがわかります。
こんな切り口もあるのか、こういった見方だとヒットするのか、など様々な発見があるはずです。
そうした気づきを自分のアプリにどんどん取り入れていきましょう。
実際に私もハイパーカジュアルゲーム初心者の頃から、相当な数のハイパーカジュアルゲームをプレイしてきました。
何十何百もあるゲームをプレイしていくことで、そのうちヒットするアプリに共通するものが少しずつ見えてくるようになったのです。
その部分をうまく取り入れることができれば、自分でも世界中でヒットするハイパーカジュアルゲームが作れるような気がしてきませんか?
ハイパーカジュアルゲームをこれから作る方はぜひたくさんのアプリをプレイしてみてください。
家の中で引きこもっていてもアイディアが出てこない場合は、思い切って外に飛び出してみましょう!
外を歩くときは、とにかく外部からの刺激に集中すること。
街ゆく人々の服装や会話、看板、自然、車の動きなど、すべてに目を向けてみてください。
ひょんなところからハイパーカジュアルゲームに関するアイディアが生まれてくるかもしれません。
例えばBarista Lifeというゲームは、もしかしたらふと入ったカフェで店員さんの動きを見て生まれたゲームかもしれません。
Skate Art 3Dも、街ゆく人のスケートボードが目についたことから生まれた可能性だってあるのです。
刺激があればあるほどアイディアが生まれるチャンスが増えていくので、ぜひ積極的に出かけてみてください。
自分だけで悶々と考えるより人から意見をもらった方が早い時もあります。
そこで知り合いに最近面白いと思ったゲームや、どういうゲームをプレイしてみたいか聞いてみるのも良いでしょう。
直接的な質問だけでなく、趣味や仕事の話を聞くだけでもアイディアが浮かぶこともあるかもしれません。
人との会話はアイディアの宝庫です。ぜひ興味を持って話を聞いてみましょう。
どうしても自分では浮かばない、アイディア出しが苦手、時間をかけたくないなんて人はクラウドソーシングなどを使って募集をかけてみるのも良いでしょう。
クラウドワークスやランサーズなど大手のクラウドソーシングサービスで見てみると、アイディア募集の案件がたくさんあります。
使い方がわからない人は似たような案件を参考にしてみると良いでしょう。
人に頼むことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、自分の苦手分野をすべて任せてみることで驚くほど効率が上がります。
特に個人でハイパーカジュアルゲーム開発を進めたいと思っているのであれば、苦手なことは思い切って外注などに任せてみてください。
あとは自分の得意な分野で力を発揮するのみ。
きっと効率が上がり、良いアプリを短時間で作れるようになりますよ!
ふとしたことから生まれたアイディアが世界中でプレイされるゲームになることは珍しいことではありません。
なるべく多くの時間、様々な分野にアンテナを張ってアイディアをキャッチできるようにしておきましょう。
何でもないときにふと思いついたアイディアが、何千万、何億といった売り上げを出すゲームに成長していくかもしれませんよ……!
良い企画が浮かび、プログラミングをしてアプリストアにリリースすればハイパーカジュアルゲームの開発は終わり……ではないのです。
実はここからが正念場。
アプリストアにリリースされただけでは世界中の人に見つけてもらうことが難しいため、広告を出して多くのユーザーの目に触れさせる必要があります。
しかし広告を出すには、広告用のクリエイティブを用意したり、大きな額の広告費を用意したりと大変なことも。
そこで使っていただきたいのが株式会社ITIで行っているパブリッシング事業というものです。
このパブリッシング事業に費用はかからず、広告周りのクリエイティブ制作や広告費の工面等サポートを受けることができます。