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こんにちは!ハイパーカジュアルゲーム大学ライターのこまこです。
今回遊んでみたのは「Carve The Pencil(カーブザペンシル)」。
ZPLAYさんからリリースされたハイパーカジュアルゲームですね。
広告が流れてきたことがきっかけでダウンロード。
細かい作業が好きなので、ハマれそうだと感じてプレイしてみました。
率直な感想を申し上げると、ニッチな層にウケそうなアプリだなと。
マニアは超ハマりそうですが、不特定多数にウケるかというとちょっと微妙な感じがしました。
その理由も含めて詳しくレビューしていきたいと思います。
鉛筆の芯を使ったアートを作り上げるのがゲームの目的。
彫刻刀のようなものを使い、慎重に削っていきます。
彫刻刀の種類や削る部分は指定されているので、ガイドに従って削っていけばOK。
ただ刃先がずれたりすると評価が下がることもあるので、削り方には要注意です。
ではここからはCarve The Pencilについてしっかりレビューしていきたいと思います。
【★★★☆☆】
手軽ではあると思いますが、かなり慎重派の方だと1ステージプレイするのに少し時間がかかるかも。
ちょっとずれると評価が下がってしまうので、電車の揺れなどが気になってしまいます。
私は移動中にプレイするということはなさそう……。
しっかり落ち着いた空間でプレイしたいなという印象です。
【★★★★☆】
基本のプレイは簡単で、ガイド通りに削るだけ。
遊び方はすぐに把握できると思います。
鉛筆の選び方や報酬の使い方など、細部を見るとちょっとわかりづらい部分も。
そうした些細なことで離脱するユーザーもいるので、気を配りたいところです。
【★★★☆☆】
私細かい作業は比較的得意な方なのですが、それでも難しいなと感じる場面が多々ありました。
というか、完璧に仕上げたつもりが評価下がっていて「どこがダメなの!?」と思わず声に出してしまうことも(笑)。
かなり注意深くプレイしないと、高い報酬を得ることはできないようです。
最大評価をとらなければ次に進めないというわけではないので、無難にプレイ出来ればOKという方であればすらすら進めると思います。
【★★★★☆】
鉛筆の芯を削って作品を作るなんて、かなりアーティスティックなアイディア。
少なくとも私が今まで見てきたアプリにはない、新しいハイパーカジュアルゲームだなと感じました。
ネイルデザインやケーキのデザインといった何かをデコレーションするようなアプリはトレンドとなっているので、そこに近しいものがありそう。
自分で何かを作り出すという行為にユーザーは喜びを感じているのかもしれませんね!
私もCarve the Pencilで作り上げてきた作品たちを眺めると、なんだか誇らしい気持ちになれます……!
【★★★★☆】
こうしたデザイン系のハイパーカジュアルゲームでは、1番のフィードバックは出来上がった作品を見ることなんじゃないかなと。
そうした面ではCarve the Pencilは優秀。
とても精巧な作品を作り上げることができるので、その満足度はかなりのものだと思います。
またステージクリアごとにもらえるゲーム内コインは、新しい鉛筆をゲットしたり、鉛筆につける飾りをゲットしたりするのに使えます。
このコインは作品を自分の好きな色、形で作りたいという人にとってはかなり重要なもの。
パーフェクト評価を得ないとコインがなかなか集まらないので、パーフェクトを狙うなら少し難易度が上がるかもしれません。
【★★★☆☆】
作れる作品数が多いので数日はプレイしていたのですが、形は違えど作業工程はほとんど同じ。
単調な作業に飽きてしまい、気づけばプレイしなくなっていました。
中毒性があるとすればゲームの内容というよりはできあがった作品を見ることに対しての方が大きそう。
簡単作業でかなり精巧な作品が作れるので、それを眺めるのはとても楽しいです!
もう少しプレイ内容にひねりがあったらよかったかも……!
【★★★★★】
内容に性別や年齢の偏りはなさそう。
誰でも簡単にプレイできるので、その点ハイパーカジュアルゲームとしてよくできていると感じました。
【★★★☆☆】
最終的な総合評価は星3つ!
バランスよく評価できるアプリではあったのですが、内容の単調さや難易度から少し下げさせていただきました。
パーフェクトをとるための難易度が少し高く、評価基準があいまいなのがちょっといただけないなと。
とはいえアイディアはすごくおもしろかったです!
鉛筆の芯が生まれ変わる姿を見てワクワクさせていただきました。
カラフルな作品を見るのも楽しかったです。
今回改めて感じたのは、ハイパーカジュアルゲームをヒットさせるには様々な要素を気にする必要があるんだなと。
どこか1つが秀でているだけではだめ。
アイディアも難易度も、中毒性もバランスよく備えていることが大事なんだと思います。
私たちがレビューに使用している「手軽さ」「分かりやすさ」「中毒性」「難易度」「ユーザーへのフィードバック」「トレンド/新しさ」「誰にでもウケるか」といったポイントを頭に入れておくと、バランスの良いゲーム作りに役立つはずです。
ぜひ実践してみてください!