こんにちは、こまこです!
突然ですが、「ハイパーカジュアルゲーム」という言葉を聞いたことがありますか?
ここ最近一気に広まった言葉なので、SNSやメディアで目にしたことがあるかもしれません。
実際私はこのハイパーカジュアルゲームに携わっているのですが、なんと億単位での収益が見込めるというかなり夢のある事業。
ハイパーカジュアルゲームの市場や関心はどんどん広がっているので、今知っておいて損はありません。
ではさっそく最新のアプリジャンルである「ハイパーカジュアルゲーム」について詳しくご説明していきます!
■目次■
ハイパーカジュアルゲームとは、ユーザーの性別や年齢、国籍を問わず誰でも遊べるスマホゲームのこと。
集客もマネタイズもアドネットワークに頼っていることが特徴です。
最初からグローバルな展開を視野に入れているため、その規模はかなり大きく、かける広告費は億単位になることもめずらしくありません。
2018年では世界で最もダウンロードされたゲームジャンルの1つとされており、今でも成長を続けている分野です。
老若男女誰にでも遊べることが前提なので、プレイ内容はとにかく簡単。
ターゲットは世界中の人なので、言語を使ったチュートリアルなしでも遊べるほどわかりやすい内容が求められます。
例えば株式会社ITIがリリースした、アメリカのチャートで1位を獲得した「Rescue Cut!」というハイパーカジュアルゲームがこちら。
「Help me!」と叫ぶ男の子をドアから逃がすために、青い紐を指でカットするというゲームの趣旨がぱっと見るだけでわかります。
ステージが進んでいくごとに障害物が増えるなどして、難易度が上がっていくという仕組みです。
ステージのレベルデザインはLTVに関わってくる重要なポイントなので、Rescue Cutでもこだわっています。
プレイするとこのような形に。
もちろん良いデザインであることに越したことはありませんが、それよりも重要な要素がたくさん。
いかに手軽に遊べるか、いかにわかりやすいかなどを重視する必要があるのです。
デザインに凝らない分制作に時間がかからず、初心者でも手を付けやすいのが特徴。
しかもチームや企業だけでなく、個人で制作できることも初心者や副業におすすめの理由の1つです。
ハイパーカジュアルゲーム開発に主に使われているツールはUnity。
Unityについて知りたい方は以下記事もチェックしてみてください。
Unityを独学のみで習得した弊社社員のインタビューも必見です!
開発したアプリはApp StoreやGoogle Playといったアプリストアに公開すれば、世界中の人々が遊べるようになります。
アプリストアのPVが上がるとダウンロード数もグッと上がるので、マーケティングについて勉強しておくのもおすすめ。
⇒アプリのマーケティングできてる? 集客のためのプロモーション戦略とは
そうしたマーケティング等が苦手……という方でも大丈夫。
以下に記載するパブリッシング事業というものを利用すれば、ハイパーカジュアルゲームのマーケティング面は無料ですべて企業に任せることが可能です。
気になる方は「パブリッシング事業について」もご覧ください。
ハイパーカジュアルゲームの特徴として、「集客」と「マネタイズ」の双方向でアドネットワークに頼っているということが挙げられます。
ハイパーカジュアルゲームは口コミやランキング等で集客するのではなく、最初からSNSなどに掲載する広告からの集客を当てにしています。
今思えばハイパーカジュアルゲームを広告で見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。
プロモーションのターゲットは日本だけでなく、世界。
後ほどご説明しますが、テストにてある一定のKPIをクリアしたアプリに関しては、かなりの金額をかけて広告を打ち出します。
それを見たユーザーがダウンロードし、結果的にランキングが上がっていくといった仕組みです。
また、ハイパーカジュアルゲームはほとんどの収益をアプリ内広告にて賄っています。
アプリ内広告には「インターステイシャル広告」と「リワード広告」というものがあり、この2つをうまく活用することで、ユーザを離脱させずに広告を見せる工夫をするのです。
広告に関してはこちらの記事もぜひチェックしてみてください。
膨大な広告費をかけても、もちろん回収できなければ意味がありません。
いったいどうやって収益を確保しているのでしょうか。
ハイパーカジュアルゲームの制作で重要なのが、稼げるアプリにお金をかけるということ。
どうしても自分が作ったアプリには愛着がわき、すべてが良い出来に思えてしまうものですが、実際に大事なのは市場の反応。
テストとして広告を配信開始し、決めておいたKPIをクリアできたアプリのみ本リリースに向けて進めていきます。
つまり、テスト広告を配信した時点でKPIをクリアできなかったハイパーカジュアルゲームに関してはそこで企画終了となってしまうのです。
そのため最初のプロトタイプ作成にはあまり時間やコストをかけないことが前提。
簡単なテストアプリを作成したら、ユーザーの反応を見るために広告を配信してみる必要があります。
自分では当たると思っていたアプリも、実際広告を出してみたらCPIがかなり高くなかなかインストールされないなんてことも。
そういったアプリに期間やお金をかけすぎることなく、次のアプリ制作に踏み切る思い切りの良さが重要となってくるのです。
目標のCPIを下回るまではとにかくテスト!
アプリのプロトタイプができたら広告を回し、CPIを計測するといったサイクルを繰り返します。
そうして目標CPIをクリアするアプリが出てきたら本リリースに向けてもろもろ調整し、いざ世界に向けて広告配信ということになるのです。
無駄な広告費を使うことなく確実に収益が上がるアプリのみ本リリースとなるため、損をしないというのがハイパーカジュアルゲーム業界のすごいところというわけですね。
ちなみに本リリースをしたとしても、リテンションレート(ゲームの継続率)を上げるために常にアップデートを続けていきます。
そんなハイパーカジュアルゲーム、注目されているのはその収益性。
なんとヒットすれば億単位での利益が獲得できるというのです。
しかもそれは夢のような話なんかではなく、かなり現実的なもの。
実際これまでヒットしてきたアプリはかなりの売上を上げてきています。
インストールが多ければ多いほど、継続してプレイしてもらえればもらえるほど収益は上昇。
一発当ててみたい!!なんて意欲がある方にはかなり夢のある事業だと思います。
しかし、ここで気になるのが広告費用。
ハイパーカジュアルゲームにかかる膨大な広告費用をどうやって用意しろというのでしょうか……。
そこで出てくるのが「パブリッシング」という事業なんです。
ハイパーカジュアルゲーム業界においてのパブリッシング事業とは、デベロッパー(アプリ開発者)とパブリッシャー(販売元)が契約し、アプリを世界にリリースしていくというもの。
デベロッパーが作ったアプリについて、広告の作成や配信などをパブリッシャーが担います。
アプリを買い取るのではなく、共同で利益を上げていくのがパブリッシング事業の形です。
ハイパーカジュアルゲームへの参入で最も大きな障壁となるのが広告費。
理由は集客を広告にゆだねる以上、1つのアプリに対してFacebookなどに対しかなりの広告費を投入しなければ成功が見えてこないから。
その額は億を超えることもあるため、とても用意しきれないというのが現状です。
しかしパブリッシング事業というサービスを利用すれば、かかる広告費は0円。
パブリッシャーが広告費を負担してくれるため、参入への障害がなくなることとなります。
ただ広告費を負担してくれるだけでなく、どうしたらもっと良いアプリになるのか、相談に乗ってくれる企業もあります。
弊社もパブリッシング事業を行っているのですが、世界で1位をとるにはどうしたらいいのかなどこれまでのノウハウを余すことなくお伝えすることでデベロッパーの相談に乗っています。
最初はヒットアプリの感覚を掴むまで時間がかかると思いますが、そこからサポートしてくれるのがパブリッシング事業の強みであるといえるでしょう。
つまりデータの動向分析やマーケティングはすべで任せて大丈夫なのです!
ハイパーカジュアルゲームについて、わかっていただけましたでしょうか。
簡単にいえば、ハイパーカジュアルゲームとは①老若男女誰にでも遊べる、②集客とマネタイズどちらも広告に頼ったゲームアプリのこと。
アプリ開発初心者から始められるような簡単なデザイン&仕組みのものが多く、作成に乗り出すハードルは低いといえます。
ただ、ネックとなるのは広告費。
自分で賄うにはあまりに高額となるため、個人デベロッパーや費用をかけられない企業などは、パブリッシング事業を使うのがベスト。
利益は分配となるものの、予算をかけずにヒットアプリを世に出すノウハウも手に入れることができます。
マーケティングやデータ分析、コスト面を任せられるので、デベロッパーさんはアプリ開発に専念してOKなのです。
アプリがヒットすればその収益は億を超えることも珍しくありません。
しかもハイパーカジュアルゲームはまだまだブルーオーシャン。
参入するなら今がおすすめです!
参入のハードルはかなり低いのが特徴。
ハイパーカジュアルゲームのヒットタイトルはゲーム開発初心者でも生み出すことができます。
ぜひ足を踏み入れてみてください!
もっとハイパーカジュアルゲームについて知りたい方は、レビュー記事もチェックしてみてくださいね。