■目次■
こんにちは、ハイパーカジュアルゲーム大学ライターのミヤ~ルです。
今回は、「Clean My Carpet – ASMR Washing」のレビューをしていきます。
デベロッパー/パブリッシャーは、前回に引き続きトルコのAlictusさんです。
プレーヤーは、クリーニング店の店主となって、様々なお客さんが持ち込んできた汚れたカーペットを、いろいろな方法で綺麗にしていきます。
洗浄や吸引など、いろいろな掃除用具を駆使してカーペットを綺麗にし、その得点を競うシミュレーション系のハイパーカジュアルゲームです。
話題の「Clean My Carpet – ASMR Washing」、早速見ていきましょう。
Clean My Carpet – ASMR Washingは、お客さんが持ってきた汚れたカーペットを、いろいろな掃除用具を使って綺麗にしていくハイパーカジュアルゲームです。
ジャンルで言うと、「シミュレーション」になります。いろいろなクリーニング方法でカーペットを綺麗にして、ハイスコアを狙っていきましょう。
それではClean My Carpet – ASMR Washingを詳細にレビューしていきます。
【評価:★★★★★】
このゲームを遊ぶのに必要なのは、指1本。
反射神経などは必要ないゲーム内容なので、手軽に遊べると思います。
ちなみに、ステージの途中でゲームを終了させた場合は、次回はそのステージの最初からリスタートです。
【評価:★★★★★】
掃除用具の上に指を乗せておかなくても、画面上を動く指の動きに連動して掃除用具が動きます。
また、今行っているクリーニング内容が、吸引なのか、洗剤を撒いているのか、水で洗い流しているのか等が割とリアルな表現になっているので、自分が何をどう動かして何が起きているのかが分かりやすいです。
【評価:★★★★☆】
初めは、1枚のカーペットに対し掃除用具が1つだけですが、ステージが進むにつれ、掃除用具を複数使うようになったり、掃除の方法自体も変わってきます。
段階を経て難しいものに挑戦していくという部分は少ないのですが、道具により演出の変化をつけることで、すぐに飽きさせないような工夫がされているのでリラックスして遊べます。
ただ、レビュー時点では、クリーニングで稼いだお金は貯まるだけで、道具のアップグレードや購入などはできないようなので、今後の展開に期待しましょう。
【評価:★★★☆☆】
掃除で満足感を体験できるゲームは以前にも度々ヒットしており、SNSやYouTubeでも常に人気のあるテーマのため、特別新しさなどは無いです。
ただ、生活の中で長い間トレンドになるようなテーマの中から、カーペットクリーニングというコンセプトをゲームに落とし込んで、これまでにはない見せ方で独特の表現が上手くできているのではないでしょうか。
【評価:★★★★☆】
ゲームをスタートすると、まずスワイプしてカーペットを広げることを求められます。
これがあることで、これからカーペットをクリーニングするんだという内容にスムーズに入っていけます。
また、掃除の演出部分が結構リアルで、
・水しぶきの表現
・掃除機で吸引している時の、カーペットの吸い付き具合
・カーペットが濡れた後、すぐに乾いていく様子
などに目を引かれます。
それから、ステージクリア後にカーペットのビフォアアフターが表示され、それを撮影してインスタライブ風の演出画面になるのも、面白いです。
ただ、バイブ機能が付いているものの、振動するのが最初だけなので、そこはちょっともったいないと思いました。
【評価:★★★☆☆】
汚れたものが綺麗になっていく様子はおもしろいのですが、バケツの水をザバーっとかけるような派手さがないため、爽快感を求める人にはやや物足りないかもしれません。
逆にコツコツこなしていくタイプのゲームが好きな人は、ハマると思います。
【評価:★★★☆☆】
日常をテーマにしたゲームなので、何をすればいいのかはすぐに理解できます。
操作自体は簡単な上、ステージクリアの条件も難しくないので、誰でも遊べるとっつきやすいゲームではあります。
ただ、前述したようにゲーム自体に難易度の変化が少なく派手さも無いので、ハイパーカジュアルゲームに爽快なアクション要素を求める人には、少し退屈に感じるゲームかもしれません。
【評価:★★★★☆】
Clean My Carpet – ASMR Washingの総合評価は★4です。
汚れたものが綺麗になっていく様子は、ある種の満足感や気持ち良さを感じさせます。
今回レビューした「Clean My Carpet – ASMR Washing」は、そんな気持ち良さをテーマにしたシミュレーション系のハイパーカジュアルゲームです。
クリーニングの際の、カーペットや洗浄液、泡などの演出表現および、ステージクリア後の演出はよくできていましたが、バイブ機能が活かしきれていない部分と難易度調整の部分をもう少しがんばってほしいなと思います。
ハイパーカジュアルゲームに瞬間の爽快感を求めるタイプの人は、長く遊べないと思いますが、ハイスコアを目指して地味な作業をコツコツするのが好きなタイプの人は、ハマれると思います。
みなさんも、ぜひ一度遊んでみてください。