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こんにちは、ハイパーカジュアルゲーム大学ライターのミヤ~ルです。
今回は、韓国の人気パブリッシャーMondayOFFさんの「Gun Head Run」のレビューをしていきます。
プレイヤーが操作するのは、頭が銃器になっている奇妙なキャラクター。
その銃器をパワーアップさせながら、高額報酬を求めて進んでいくハイパーカジュアルゲームです。
話題の「Gun Head Run」、早速見ていきましょう。
Gun Head Runは、頭が銃器になっているキャラクターを操り、その銃器の性能を強化しながら進んでいく、「ランゲーム」「ランナーゲーム」と呼ばれるジャンルのハイパーカジュアルゲームです。
銃器の種類はもちろん、威力や連射率などの性能も強化できるので、その場の状況に応じた最適なアイテム選択で性能強化を行い、ゴールを目指しましょう。
それではGun Head Runを詳細にレビューしていきます。
【評価:★★★★★】
このゲームは指1本で簡単に遊べます。
画面を長押し&ドラッグすることでキャラクターが銃弾を打ちながら走り出し、指を画面から離すとキャラクターが一時停止。
どっちの強化ゲートを選択した方が良いのか迷った時は、指を離せば進行が停止するので、瞬間的な判断を要するこの手のハイパーカジュアルゲームが苦手な人でも、気軽に楽しめます。
【評価:★★★★☆】
銃器や報酬が乗っている障害物には、その破壊に必要な数字が書かれていて、障害物を撃つことで数字が減っていき、0になると上にあるアイテムを入手できます。
ただし、数字を0にする前にキャラクターが障害物にぶつかるとゲームオーバー。
ちなみに、弾丸の破壊力や連射率向上、銃が2丁に増えるゲートなどは、青(+)と赤(-)の2色で色分けされていて、どちらを取ったらいいのかが一目で分かります。
【評価:★★★★☆】
強い銃器が欲しいからといって、大きい数字の障害物を狙いすぎると、数字を0にできず銃器が入手できないこともあります。
銃器の種類は、射程距離が短いけど攻撃力が高い銃器だったり、逆に射程距離は長いけど攻撃力が弱い銃器など、いろいろな種類があるので、それをどう選択して高得点を狙っていくのかが、ステージ内で上手く工夫されている印象です。
また、1ステージがやや短い印象を受けますが、ゴールラインを超えた後もゲームは続きます。
ゴールの後は、お札が乗った障害物を撃ち、カウントを0にすれば報酬をゲット。
ゴール時点で持っている銃器の能力が報酬獲得額に比例してくるので、連射でいくのか射程距離を優先させるのかなど、ゲームをどうクリアしていくのかはプレーヤー次第です。
【評価:★★★☆☆】
このGun Head Runのゲームメカニクスは特別新しいものではありませんが、銃というテーマ(ダメージや弾数)を使うことで、「数字を減らしていき、アイテムを入手」の流れの理由付けができていると思います。
【評価:★★★★☆】
銃器や報酬などが乗っている障害物は、銃弾が当たると表示されている数字が減ると同時に、障害物そのものが揺れるので、銃弾が当たっていることが判別しやすいです。
また、連射やダメージ強化などの選択ゲートで「+の青」を通った時は、パネルの内容に応じて攻撃の演出が変わります。
【評価:★★★★☆】
様々な銃器があり、強化も銃器によって変わるので色々と試してみたくなるかもしれません。
銃器の一つであるミサイルを入手した時は、その攻撃力の高さから障害物の連続破壊が可能になり、それらが爽快感、中毒性へと繋がっていると思います。
【評価:★★★★☆】
テーマや動きは分かりやすいですが、銃器の種類や効果までを選択肢から上手く選んで進む必要があり、年齢や性別によっては共感しづらいところがあるかもしれません。
ただ、このGun Head Runは、進んでいる途中に出てくるアイテムの選択時に指を離すと進行が止まるので、反射神経系のとっさの判断を迫られるゲームが苦手な人も楽しみやすいと思います。
【評価:★★★★☆】
Gun Head Runの総合評価は★4です。
単純なアイテム選択型のランゲームではない「Gun Head Run」。
「どちらを選択するか?」の他に、「どう選択するか?」が加わることで、ゲーム性の幅が少し広がっていると思います。
ぜひ、遊んでみてください。