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プログラマーという職業を聞くと、自然と男性のイメージが湧く人もいるのではないでしょうか。
それもそのはず。プログラマーの男女比は偏っており、男性が8割程度となっているのです。
しかし、最近は女性のプログラマーも増えているとのこと。
女性も「プログラマー」という職業を選びやすくなっているようです。
企業側の理解や制度が進んでいるということも大きな要因ですが、それだけではありません。
女性がプログラマーとして働くことのメリットが明らかになってきたことも大きいのです。
まずは女性にプログラマーという職業がおすすめな理由について見てみましょう。
ここでご紹介したい項目は5つ。
・体力を使わない仕事が多い
・男女問わずスキルアップを目指せる
・服装や勤務形態の縛りが少ない
・長く続けやすい
・転勤がない企業が多い
それぞれ詳しくご紹介していきます。
世の中にはどうしても男女で差が出てしまう仕事というものが存在します。
その多くが体力や筋力を使うもの。
もちろん男性に劣らず鍛えている女性もたくさんいますが、平均的に見ると男性より女性の方が体力や筋力が劣る場合が多く、仕事でも差が出てしまうことがあるのです。
しかしプログラマーは体力を使わない座り仕事がほとんど。
仕事内容によっては納期に追われるなどして気力を使う場合はありますが、そこに男女差は生まれにくいと考えられます。
女性の場合妊娠をライフプランとして考えている方もいるかと思いますが、妊娠しても働きやすい仕事内容なので安心です。
プログラマーとしてスキルアップしたい場合、必要となってくるのはスキルや経験、知識といったもの。
これらが増えてくるとプログラマーとしてどんどん成長することができます。
スキル・経験・知識に関しては男女に差が生まれない部分。
男女という括りに関係なくスキルアップすることができるので、やる気や能力次第でどんどん上を目指すことができるのです。
そこで必要なのは「好奇心」。
さまざまな言語や分野に興味を持ち、幅を広げていくことでスキルアップが見込めます。
企業に属する場合はその企業の方針にもよりますが、服装や勤務形態の縛りは比較的少ない方であるといえます。
「バリバリ働きたいけどおしゃれもしたい」
「勤務時間や場所、休日などを自由に選びたい」
というちょっとわがままな働き方も叶えられるかもしれません。
特にコロナウイルスの影響で在宅ワークを採用する企業が増えてきているので、勤務場所を選ばず働けることも。
働き方に縛られたくない人にはオススメの職業なのです。
プログラマーはあらゆる会社が必要としている職種。
一度手に職をつけてしまえば、転職やフリーランスへの転向なども視野に入れることができます。
職場を離れたとしてもまたプログラマーとして働き始めることができ、長く働き続けられるのです。
今や正社員だけでなく、業務委託などといった会社に縛られない働き方も増えている時代。
そうした自由な働き方をするのにとても適した職種であると言えるのではないでしょうか。
特に女性は結婚や出産というライフイベントに仕事を左右されてしまうことが多いので、「出産前後も働きたい」「旦那の転勤についていける仕事がしたい」といったときにも安心できる仕事だと考えられます。
できれば転勤のない職場で働きたいと考える女性は多いもの。
その点IT企業ならびにプログラマーは転勤がないことが多く、働きやすい環境であるといえるのです。
それどころか最近は100%出勤なしといった企業も出てきているので、かなり柔軟に働き方を選べるといえます。
デメリットというとあまりないのですが、しいて言うなら会社や仕事内容によっては稼働時間が多いこともあるという点が挙げられます。
最近は残業が少ない企業が増えているのですが、案件によってはかなり稼働時間を増やさないと終わらないということも。
こちらは所属する企業やプロジェクトにもよるので、働く前にしっかり確認しておくと安心です。
では実際女性プログラマーって稼げるものなのでしょうか。
よく言われているのは、プログラマーの平均年収は400万前後とのこと。
もちろん会社や業務、年齢にもよるので一概には言えませんが、目安としてこの辺を考えておけば良さそうです。
プログラマ―といっても仕事はさまざま。
ゲームやアプリの開発、システム開発、WEBサービスの構築など分野はたくさんあるので、稼ぎたい金額や年収に合わせて仕事を考えるのもおすすめです。
プログラマ―という職業をおすすめする理由の1つが、副業しやすいという点。
先ほど紹介した年収に加えて、副業をすることでさらに収入を上乗せすることができるのです。
今は違う仕事をしていて、プログラミングを副業として始めたいという人も多いよう。
プログラミングスキルを身に着けることで仕事に関しての可能性はどんどん広がっていきます。
中でも特に副業としておすすめなのはWEBサイトの構築やアプリ開発。
それぞれについてもう少し詳しくご紹介します。
WEBサイトの構築がオススメの理由は、案件が多いこと。
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスを見ると、多くの案件を探し出すことができます。
WEBサイトの構築には、HTML、CSS、PHP、Javascriptといった言語を学んでおく必要があります。
この辺は様々なプログラミング業務に使えるので、最初に学ぶプログラマーが多い言語です。
ぜひ習得しておきましょう。
WEBサイトと並んでオススメしたい副業がアプリ開発。
特にハイパーカジュアルゲームと呼ばれるジャンルはこれからどんどん伸びるといわれているので、今から手を付けておけばかなり稼げる可能性が。
しかもデザインや構造がかなり簡単なので、プログラミング初心者でも手を付けやすい分野でもあります。
ハイパーカジュアルゲームについてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
ではこれからプログラマーになろうと思ったら何を勉強すればよいのでしょうか。
実は勉強しておきたいことはたった1つ。
「言語」とよばれるプログラミングに必要な言葉の使い方を勉強しておくことで、プログラマーとしての業務を始めることができます。
プログラマ―によって使える言語は異なるのですが、JavaやPHPから学んだというプログラマーが多く見受けられます。
その他にもPythonやRubyといった言語も人気。
使える言語によってできる業務も変わってくるため、自分がどんなプロジェクトに携わりたいかを考えて選ぶのが良いでしょう。
こうしたスキルを身に着けるためには、独学でももちろんOKです。
独学では進まない、何をしていいかわからないという方はスクールに通うことをオススメします。
正直プログラマーという仕事に男性も女性もありません。
男性だろうが女性だろうが、プログラミングに対する興味関心を持って働いていれば、どんどんスキルアップできる仕事です。
特に女性にとっては働き方を選びやすい職種であることが魅力の1つといえるのではないでしょうか。
ライフイベントに左右されやすい分、選択肢があると助かりますよね。
プログラマーは本業だけでなく副業としても人気の職種。
興味がある方はプログラマーへの道を一歩踏み出してみてください。