初めてのゲームアプリ開発、どんなジャンルから始めますか?
アプリの中でも人気・需要が高いのが「ゲームアプリ」。
でも、ゲームアプリは複雑な動作の設定やデザインが必要なことが多いので、プログラミング初心者には少しハードルが高いですよね。
プログラミング初心者の方は、今まで学習してきたスキルを活かせて、かつ開発が難しすぎないジャンルを見つけるのに苦労するのではないでしょうか。
そこで今回は、「初めてのゲームアプリ開発」におすすめのジャンルを3つ紹介します。
■目次■
初めてのゲームアプリ開発に向いているジャンルは、
・使用するプログラミング言語が基礎的
・参考にできるコードがある
・デザインスキルがいらない
などの条件を満たしているものでしょう。
これらの条件を満たしたゲームアプリジャンルを3つ紹介します。
シューティングゲームは、プログラミング初心者でも簡単に開発できるゲームアプリの一つです。
プログラミングの学習題材としてもよく使われ、参考にできるコードはたくさんあるため、すでにあるコードを自分流に書き換えて開発が進められるでしょう。
また、シューティングゲームでは各要素の役割がはっきりと分かれています。
自分、敵、敵弾、自分が打つ弾、など、各要素の動作を一つひとつ割り当てれば、複雑な知識がなくても機能的なゲームを作成できるでしょう。
ただし、3Dの複雑な動きを取り入れると開発の難易度が高くなってしまうことに注意が必要です。
初めてアプリ開発をする方は、シューティングゲームなら「見下ろし型」や「横スクロール型」などのシンプルな仕様のものから始めてみましょう。
シューティングゲームは取っ付きにくそう…と思ったあなたにはノベルゲームがおすすめです。
ノベルゲームとは、小説を読むことで進めるゲームのこと。
プレイヤーは、画面に出るイラストと小説を読み進めていくことでストーリーの展開を楽しみます。
ノベルゲームの開発に必要な技術は主に、
・文章を表示/非表示するスキル
・画像を表示/非表示するスキル
・音楽を再生/停止するスキル
これだけ。
ノベルゲームで重要となるのは、複雑なコードよりも、ストーリーです。
小説を読むことがこのゲームの目的なので、良いストーリーさえあれば良いゲームアプリを開発できるとも言えるでしょう。
画像はフリー素材を使えば無料ですし、オリジナルの画像を使用したい場合も、ココナラなどのアプリでイラストレーターさんに画像を用意してもらうことができます。
初めてのゲームアプリ開発には一番ハードルが低いジャンルなのではないでしょうか。
プログラミング初心者には「ハイパーカジュアルゲーム」もおすすめです。
ハイパーカジュアルゲームとは、年齢・国籍問わず誰でも直感的にプレイできるゲームのこと。
「Rescue Cut!」や「Jelly Fill」などのゲームを聞いたことがあるのではないでしょうか。
パズル型、アクション体験型、爽快感型、謎解き型など、ハイパーカジュアルゲームには様々なジャンルがあります。
ゲームのルール・目的がシンプルで誰でもプレイできるため、一度はプレイしたことがある人が多いはず。
では、なぜ初めてのアプリ開発にハイパーカジュアルゲームがおすすめなのでしょうか。
ハイパーカジュアルゲームはプログラミング初心者にやさしいゲームジャンルです。
その理由は、主に開発の簡単さと収益性にあります。
ハイパーカジュアルゲームはゲームエンジンのUnityを使えば簡単に制作できます。
Unityはゲーム開発におけるシェア、人気共に世界一のゲームエンジン。
プログラミング初心者にとって、3Dのデザインを使ったゲームアプリの開発はかなり難易度が高いですよね。
デザインだけでなくコードも複雑になり、初めてのゲームアプリ開発には不向きに思えます。
でも実は、Unityを使えば、プログラミングの基礎知識がある人なら誰でも簡単に3Dのゲームを制作できるのです。
そんなUnityを利用するために必要なプログラミング言語は「C#(シーシャープ)」。
構造はJavaに似ていると言われており、難易度もJavaと同じくらい。
2019年に行われた調査では、「C#」は「PHP」や「Ruby」などの定番プログラミング言語よりも現役エンジニアからの人気が高いという結果が出ています。
いま学習しておいて損がないプログラミング言語でしょう。
C#についてもっと知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください!
ハイパーカジュアルゲームは、C#を学習し、Unityを使えばプログラミング初心者でも簡単に開発できるゲームジャンルなのです。
また、ハイパーカジュアルゲームのターゲットは世界全体。
せっかくアプリを開発したら、たくさんの人に使ってもらいたいものですよね。
ハイパーカジュアルゲームは、ゲームの目的がシンプルなので、言語を使った指示や解説が必要ありません。
そのため、世界中の人たちがターゲットとなるのです。
ハイパーカジュアルゲームなら、たくさんの人にプレイしてもらい、日本だけでなく世界でヒットするチャンスがあります。
そして、世界でヒットすれば、インストール数も桁違い。
インストール数が多ければ、広告から得る収益も増えます。
ターゲットが大きい分、億単位で収益が発生することもある夢のあるジャンルなのです。
さらに、ハイパーカジュアルゲームはコストをかけずにマネタイズ(収益化)できます。
一般的には、アプリを「App Store」や「Google Play」にリリースするだけでは収益は発生しません。
世界では1日3,000件ほど新しいアプリがリリースされています。
その膨大な量の中で一際目立たなければ、アプリはずっとインストールされないまま。
そこで、より多くの人にアプリの魅力を知ってもらうために「マーケティング」が必要となるのです。
しかし、通常、マーケティングにはスキルや知識、そして広告を出すための「お金」がかかります。
ターゲットが世界全体ともなるとその金額は莫大に…。
しかし実は、ハイパーカジュアルゲームをコストゼロでマネタイズできる裏ワザが。
その裏ワザとは、パブリッシング事業を利用すること。
パブリッシング事業とは、広告費を全額負担したり、ノウハウを提供したりすることでハイパーカジュアルゲームのマーケティングを請け負ってくれる事業。
パブリッシング事業を利用すれば、収益化はパブリッシャーにお任せして、エンジニアはアプリ開発に専念できるのです。
初めてのアプリ開発でマーケティングにまで気を回せるほど余裕がある人は少ないもの。
まずはアプリ開発に慣れるためにも、開発に専念できるハイパーカジュアルゲームから始めてみると良いでしょう。
まとめると、初めてのゲームアプリ開発にはハイパーカジュアルゲームがおすすめ。
理由は、ハイパーカジュアルゲームは
・Unityを使えば簡単に制作できて、
・世界中がターゲットなので夢があり、
・パブリッシング事業を利用すればコストゼロでマネタイズできる から。
初めてのゲームアプリ開発で「何から始めれば良いのか分からない」「どんなアプリに需要があるのか知りたい」という方は、パブリッシング事業を利用して、プロのサポートをぜひ受けてみてください!