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こんにちは、ハイパーカジュアルゲーム大学ライターのミヤ~ルです。
今回は「Traffic Expert」のレビューをご紹介します。
こちらのゲーム、何となく見覚えがあるなぁと思ったら、Mini Motorways(ミニ・モーターウェイ)というコンシューマーのゲームが、結構近いゲーム性であることを思い出しました。
それがハイパーカジュアルゲームになった事で、操作性や面白さがどのように変化していったのか見てみましょう。
車の流れを見ながら新しい道路を作ったり、歩道橋や信号機などを設置して、道路が渋滞にならないようにしていきます。
ドライバーの快適度が一定数に達すると、レベルクリアです。
逆に、渋滞が解消されずドライバーのイライラ度がMAXになると、ゲームオーバー。
ゲームはリアルタイムで進行するので、考え過ぎていると渋滞がどんどん広がっていきます。
それではTraffic Expertを詳細にレビューしていきます。
【評価:★★★★☆】
数十秒~1分程度あれば、レベルクリア可能なゲーム内容なので、手軽に遊べると思います。
また、道路や信号機などは、一度設置したら取り消しができず、ミスをするとゲームオーバーになるのを待つだけですが、すぐにリトライできるのでストレスは溜まりません。
ちなみに、画面左上にあるボタンを押すと、そのレベルの最初からやり直し(執筆時点では、一つ前の操作に戻る機能はありません)です。
【評価:★★★★☆】
新しく作る道路には、車の流れる方向が三角の矢印で記されているので、この道路を作ると車はどう誘導されていくのかが分かりやすいです。
アイテムである信号機や歩道橋などは、選択するとそれらを設置できる場所が薄い円で表示されるので、特に設置場所を迷うことはありません。
また、レベルクリアの基準である「渋滞判定」は、渋滞が進むほど車の色が緑から赤になっていくので、現在の状況が一目でわかります。
【評価:★★★★☆】
序盤は、車の流れをよく見て新しい道路を作れば、難なくクリアできます。
しばらくそのレベルが続き、ちょっと簡単過ぎるなあと思いかけた時に、「横断歩道」が登場。
横断歩道なので、歩行者が渡る時は、車は一旦停止になります。
歩行者が多くなれば、結果渋滞がひどくなる。
そうならないように、これまでよりも少し考えることが増えていくレベルデザインになっています。
【評価:★★★★☆】
今までのハイパーカジュアルゲームではなかったタイプのパズルですね。
ゲームメカニクスのルールは、Mini Motorwaysと近い形になっています。
ただ、Mini Motorwaysでは、道路を繋げるといい感じに整形されて配置されましたが、こちらでは指でなぞった軌跡がそのまま道路をになるという表現方法になっています。
この操作はスマホにしか出来ないので、ゲームの面白さにプラスになっているのではないでしょうか。
ちなみに、Mini Motorwaysは、最近Nintendo Switch版も発売されています。
【評価:★★★★★】
画面上部に、渋滞度のメーターがあり、あとどれぐらいでレベルクリアなのか又はゲームオーバーなのかが、分かりやすく表現されています。
また、道路拡張は、指でなぞった方向の一方通行が出来上がるので、車がどう流れていくのかがイメージしやすいです。
【評価:★★★★☆】
道路の拡張やアイテムの設置で迷っていると、緑から赤に変わる車が増えてきて焦りますが、上手く誘導する事で渋滞していた車がスムーズに流れ出します。
赤から緑に変わる車が増えていく様子は、ある種の気持ち良さがあり、中毒性に繋がっていると思います。
【評価:★★★★☆】
操作性はシンプルですが、レベルが上ってくるといい感じに難易度も上がり、頭を悩ませる場面も増えてきます。
反射神経系よりも、軽い謎解き系が好きな人にはウケるかもしれません。
【評価:★★★★☆】
Traffic Expertの総合評価は、星4です。
限られたアイテム数の中で、レベルクリアに向けちょっとだけ頭を使うゲーム内容です。
レベルクリアにかかる時間が短くサクッとプレイできるので、ついつい「あと1回だけ」となりますね。
反射神経系のハイパーカジュアルゲームではないので、その手のタイプが苦手な人は楽しめるのではないでしょうか。
上級者になれば、わざと渋滞を増やしてから、一気に解消していく気持ち良さを味わえるかもしれません(笑)。