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こんにちは、ハイパーカジュアルゲーム大学ライターのあゆみです。
今回はタイトルにあるように、ハイパーカジュアルゲーム開発でよく使われるアセット特集です。
みなさんはアセットというものをご存じですか?
ハイパーカジュアルゲームの開発においては、このアセットは必要不可欠なもの。
そんなアセットについて勉強するとともに、よく使われるアセットをいくつかご紹介していきます!
そもそもアセットは、ゲーム業界では開発の時に使う素材やデータのことをいいます。
つまりアニメーションデータや音声データのことですね。
もとは「資産」や「財産」という意味なのですが、IT分野においては画像や動画、音源やイラストといった素材は全て「資産」と考えられるため、素材やデータをアセットと呼んでいるんです。
Unityは、ゲーム制作に必要な機能を初めからフルセットで用意してくれている、初心者にも優しいゲームエンジン。
このUnityにあるAssetStore(アセットストア)を利用すれば、たとえデザインができなくてもハイパーカジュアルゲームを簡単に作ることができます。
世界各国のクリエイターが作ったアセットがたくさん用意されており、中には無料で使えるものもあるんです!
ではさっそく、ハイパーカジュアルゲーム開発の際によく使われているアセットをいくつかご紹介していきます。
Forever – Endless Runner Engiは、プロシージャルに経路を作り、その経路にそって自動的にメッシュを生成したりオブジェクトを出現させたりすることができます。
3Dだけでなく2Dにも対応しており、柔軟性に加えて拡張性も考慮済み。
ハイパーカジュアルゲームだけに限らず、いろんなプロジェクトにも対応可能となっています。
※プロシージャルとは
日本語では「手続き型」と訳され、数式や処理を組み合わせ、何らかの操作を行うこと全般を言う。
Corgi Engine -2D+2.5D Platformerは有名中の有名で、このアセットを使っている人は多いといわれています。
上下左右スクロールの走る、撃つゲームのテンプレートの決定版です。
初回リリースから5年経っているのですが、その間に50回以上もバージョンアップされているので、今もなお成長し続けているアセット。
スロープ処理・ジャンプ・壁ジャンプ・ぶら下がり・吊り下げ…など、一通りのものが全て揃っています。
自分仕様のゲームを素早く作りたい人にはとてもおすすめです。
Universal Device Previewも有名なアセット。
Unityエディタの中でiPhone・iPad・Mac・Android・Nintendo Switch・Kindle Fireなど、200以上ものデバイスに対応しており、プレビュー表示ができるものとなっています。
デバイスの実際のサイズでプレビューしたり、複数のデバイスでいっぺんにプレビューしたりすることができるので、ターゲットデバイスでゲームがどのように見えるかを正確にテストすることが可能なんです。
また、主要なストアへの出品時に必要なスクショをエクスポートできる機能も備えています。
これも非常に人気なアセット。
プロジェクトウィンドウに表示される任意のフォルダに、カスタムアイコンや色を設定したりフォルダ名に背景色を設定したりすることができます。
元から70種類以上のプリセットが用意されていますが、それだけでなく自分で独自のアイコンと色、背景色を選択することも可能。
嬉しいポイントとしては、よくある名前でフォルダを作成した場合、自動で色とアイコンがくっついてくれるので非常に便利です。
Playmakerは、AssetStoreで一番売れているといっても過言ではない人気アセット。
なんと、コードを書かずに様々なロジックを組み立てることができるUnity用のビジュアルスクリプティングツールなんです。
特に初心者の中にはコードを書くのが苦手という人もいると思うので、とてもおすすめできます。
プログラムの知識がなくても、いろんなギミックを作ることができますよ!
BoltはもともとLudiqという会社が開発しているアセットだったのですが、現在はUnityが買収しています。
そのため無料(過去70ドルで販売)で使うことができるんです。
またPlaymakerと同じく、1行もコードを書かずにゲームプレイの仕組みを作成できるのが嬉しい点。
Unityによるチュートリアル動画も多いといわれています。
もちろん自分一人でハイパーカジュアルゲームを開発していくのも良いのですが、せっかくならパブリッシング事業を活用しませんか?
ハイパーカジュアルゲーム業界のパブリッシング事業とは、デベロッパー(アプリ開発者)にハイパーカジュアルゲーム開発に必要なノウハウや資金を提供し、二人三脚でアプリをヒットに導くサービスのこと。
そのため、アプリを開発している最中の段階からサポートしてもらえ、そのアプリがヒットするのかしないのかをチェックしてもらいながらフィードバックまで受けることができるんです。
一人では判断できない部分もしっかりとサポートしてもらえるので、効率よくハイパーカジュアルゲームを開発することができます。
弊社株式会社ITIはそのパブリッシング事業を行っており、広告を大規模に打ち出すための広告費も負担しているので、ハイパーカジュアルゲームを開発している人、これから開発しようとしている人は、ぜひ弊社のパブリッシング事業を活用ください!
ハイパーカジュアルゲーム開発においてよく使われるアセットをいくつか紹介しましたが、知っているものや興味を持ったアセットはありましたでしょうか?
もちろんこれ以外にもたくさんアセットはあるので、自分に合うものを使うのが1番良いと思います。
Unityのアセットストアなら、自分でデザインができなくてもハイパーカジュアルゲームを簡単に作ることができるので良いですよね。
そして、ハイパーカジュアルゲームの開発はぜひパブリッシング事業を活用してみてください!
今までほとんどゲームをしてこなかった、機械系に疎いゲーム初心者です。
ハイパーカジュアルゲームのことを知ってから興味津々^^
日々ハイカジュについて勉強中なので、お手柔らかにお願いします!
一緒に勉強しましょう~!